うすーい紫色をしている台湾のタロイモ「芋頭」。
台湾では、このタロイモを使ったスイーツをちらほら見かけます。
今日は、そんなタロイモスイーツの中から、「芋頭酥」と呼ばれるタロイモケーキについてご紹介したいと思います。
有名店やお土産の購入場所についても。
台湾のタロイモ(芋頭)について
タロイモは温暖な地域で栽培される、サトイモ科の根菜。
国別の生産量では、ナイジェリアに続き中華人民共和国が2位になっています。
台湾では主に、台中県大甲県↑で作られる「大甲芋頭」が有名で、台湾のタロイモスイーツではこの芋が使われていることが多いようです。
その他のタロイモスイーツ「九份芋圓」
先ほどの名産品MAP↑にも掲載されている、「九份芋圓」も、実はタロイモが使用されたタロイモスイーツ。
九份では、「阿柑姨芋圓」や「頼阿婆芋圓」など、観光客に人気のお店で、「芋圓*」をいただくことが出来ます。
九份に訪れた際はぜひ体験を♪
芋頭酥(タロイモケーキ)とは
さて、やっとこ芋頭酥のお話。
芋頭酥は、その名の通り「芋頭」を使った「酥」=タロイモケーキのこと。
タロイモ餡と小麦粉の生地をうすーく、何枚も重ねた皮…中にはやはりタロイモの餡が入っています。
これ、ガイドブックなんかではあんまり見た事がないのですが、食べてみると、なんというか、いかにも「おみやげ~」という雰囲気と素朴な味わいがホッコリしてクセになる感じなんです。
甘さ控えめなところも日本人好みかしれません。
また、見た目は同じような感じですが、↑こんな風に、芋頭の餡の他、お餅のようなものが入っているタイプ「紫晶酥」も。
台湾では「Q」であらわされる、モチモチとした弾力のある食感を持つお菓子をよく見かけますが、これもその「Q」な食感が楽しめます。
タロイモケーキ 購入場所
さて、そんなタロイモケーキの購入場所について。
ダントツで有名だと言われているのが、「先麥芋頭酥店」です。
たくさん支店もあり、買いやすいかと。
店舗一覧は公式サイトのページからチェックの上お出かけください。
また、ブランドを問わなければ、空港のお土産屋さんなどでも見かけました。
空港などだと試食も可能な場合が多いですので、ぜひチェックしてみてください。
お土産としてはあまりメジャーではありませんが、意外とイケます。パイナップルケーキと比較して低カロリーな点も嬉しい。おすすめですよ~!