アジアを旅していると、日本ではあまり見なくなった、いわゆる「万能バーム」のようなプロダクトが驚くほど多く売られています。
それらは、様々な用途で使われていて、地元のひとたちにとっては欠かせない物。
そんな万能バームの中でも、やっぱり一番ポピュラー?なのが、日本でも売られていた「タイガーバーム」です。
…というワケでこのページでは、そんなタイガーバームについて、「そもそもどんなモノ?」「なぜお土産にお勧めなのか」「購入場所」などについてご紹介したいと思います。
そもそも「タイガーバーム」とは?
タイガーバームは、約150年前にシンガポールで生まれた万能薬。
パラフィンとワセリンを基剤に、さまざまな植物エキスを配合していて、痛みや肩こりなどに使うのが一般的な様子。
また、虫刺されに塗るのもおススメされていました。
ノリとしては、一昔前、日本で「赤ちん」なるものがむやみやたらと信仰されていた(笑)感覚と似ているのかなぁとも思います。
東南アジアを中心に、広く人気を集めています。バリでも、カンボジアでも、そしてタイでも、アジアの国々では本当によく見かけます。
実はもう、日本では買えない
そんなタイガーバーム、「懐かしい!」と思っていらっしゃる方もいるのでは?
実は、日本ではかつて「龍角散(りゅうかくさん)」という会社が輸入と販売の権利を持っていていました。
しかし、龍角散の権利も、実は、2015年に終了、別会社にその権利が移ったそう。そして実は、そこから日本では製造販売されていないんだって!
なるほど、最近見かけないハズですよね。
そんなワケで、今、日本からタイガーバームを、例えばAmazonなどで買おうとすると驚くほど高価なお値段になってしまいます。(いや、そもそもそんな高価な商品じゃないのに!)
「タイガーバーム」おすすめ商品
さて、こちらが私が実際にお買い物した地下鉄の改札近くにあったTomod’sドラッグストア。
タイガーバームの棚には、↓こんな感じで数種類の商品が並んでいました。
サイズが大・中・小。それから白いものと赤いもの。
シップのような形態になっているモノなど、さまざま。
自分用には「大」や「中」。お配り土産、バラマキ土産には「小」がいいでしょうか。
↑私も、台湾で初めて見た「小」サイズを購入しました。
種類はいわゆる「赤」の方。これはおそらく(?)日本では販売されてなかったんじゃないかなぁ。通常バージョン「白」と比較するとスースーしすぎないので、すっごく使いやすいんですよ。私は毎回「赤」。
女性にはおすすめです。
「タイガーバーム」はココで買えます
今回ご紹介したTomod’sドラッグストアの他、コスメド(Cosmed/康是美)、ワトソンズ(屈臣氏/Watsons)などでも購入することが出来ます。
以上2つは、台北の町中のいたるところ↓にありますので、歩いていれば見つかるはず。
気になる方は、ぜひ探してみてください!
ほんと、意外に「ツカエル」んですよ~万能薬タイガーバームって。